TMU Social Anthropology
研究 教育 大学院入試 社会人類学年報
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研究ピックアップ

首都大学東京社会人類学研究室の研究活動を紹介
 
作品集・映像制作 社会人類学演習II
企画展 伝統文化は誰のもの?
共同研究 多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成
 

作品集・映像制作 社会人類学演習II

こちらは、2016年度、新しく始まった授業の受講者による、一年間の「気づき」のまとめです。
前期は、質的調査についての概要の講義に続き、民族誌の名作の購読と議論を行ったあと、各自、実際に聞き取りをして2000字の作品を書きました。
それぞれ優秀だったので『人文学報』にて紹介しています。

後期の前半は、各自、ある場所の観察をしてノートをつけ、それを清書したものを発表しました。
書き方はそれぞれに工夫がありました。
講師にとって驚きだったのは、多くの人がペンだと目立つので、携帯でノートをとったということです。しかもその方が、速いんですね・・・

後期の後半は、映像の実習です。以下のような課題を出しました。
1回目:1分間、固定カメラ(ズームなし、パン《左右》やティルト《上下》なし)
2分間、固定カメラでカメラ内編集(冒頭から順番を変えずに、録画ボタンのオン・オフだけで編集すること)
2回目:5分間、固定カメラのカメラ内編集で、プロセスを撮る
3、4回目:このインタビュー
最終回:家庭のある人への、あるテーマのインタビュー

この制限つきの映像撮影の授業は、講師の田沼幸子がマンチェスター大学の映像人類学夏季短期コース(2015年)で学んだ際のカリキュラムを応用したものです。それももとは、著名な映像人類学者David MacDougallのセミナーを元にしているそうです。これらの映像も面白かったので、いくつかをまとめて6月24・25日に早稲田大学で開催されるカルチュラル・タイフーン2017のプロジェクト・ワークス(http://cultural-typhoon.com/act/jp/)にて発表する予定です。
 
映像(You Tube)
 

企画展 伝統文化は誰のもの?文化資源をめぐる協働を考える

伝統文化は誰のもの?文化資源をめぐる協働を考える
[2014年10月-11月:企画展・シンポジウム]
 伝統文化は誰のものか。誰のものでもない共有物なのか。あるいは特定の誰かのものなのか。これらは、地域固有の文化を素材とする作品について、制作・利用・管理主体のありかを考えるための問いです。今日、先住民の知的財産権という論点をはじめとして、地域固有の文化に根差した知的資源の管理につい て様々な角度から議論されています。本企画展・シンポジウムは、世界各地の最近の動向を紹介しつつ、エスニックアートの市場や博物館での資料展示においての、地域固有の文化的資源の利用と管理をめぐる諸問題を考えます。
 
チラシダウンロード(PDF)
報告書(PDF:首都大学東京 傾斜的研究費「学術成果の都民への発信拠点・組織の形成」研究グループ平成26年度活動報告書pp.21-31)
 

共同研究 多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成

多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成:新しい「国際移動研究センター」の構築にむけた研究
[2010年度-2012年度:首都大学東京傾斜的研究費による研究プロジェクト]
 本研究は、多文化都市東京のなかで、人々が自らの生活圏を構築していく過程で各々の文化的属性がどのようにはたらくのかについて、生活史研究のアプローチを主軸とする実態調査をおこなう。得られたデータと知見をふまえ、さまざまな生活圏が重なり合うところに文化的属性をこえる新しい相互行為圏(NIZ= ニュー・インタラクティブ・ゾーン)がどのようなかたちで形成されうるのかを分析し、また将来にどのようなかたちで形成される可能性があるかについて展望する。
 
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