TMU Social Anthropology
研究 教育 大学院入試 社会人類学年報
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学部教育

2021年4月13日更新
 
東京都立大学人文社会学部では、学部2年次から専門コース・分野に進みます。社会人類学研究室(社会人類学分野)は、各年度、最大19名の新2年生を受け入れています(定員をこえる希望者がいる場合には、1年次の成績を基準に選抜しています)。
 
社会人類学分野への所属を希望する1年生には、「文化人類学A・B」「フィールドワークからみる現代世界」の履修を推奨しています。
 
新2年生は、「社会人類学基礎演習」(少人数ゼミ)と「社会人類学A・B」(講義)を履修し、社会人類学の基礎を学びます。「社会人類学基礎演習」は、少人数教育実現のため、2クラス制を採用しています。「社会人類学基礎演習」では、夏休みの研究成果を発表する場として、10月初旬に恒例の合同ゼミ合宿を実施しています。
 
3年生、4年生が履修する「演習」科目(文化人類学演習I、II、社会人類学演習I、民俗学演習、地域研究演習、民族誌研究演習)は、各教員がそれぞれのテーマで開講するゼミ科目です。社会人類学分野では、複数のゼミを履修することを推奨しています。「社会人類学演習II」は、調査実習科目です。これまで、伊豆諸島、佐渡島などでの調査実習や、映像制作実習を実施しています。
 
4年生は、卒業論文にとりくみます。
 

社会人類学分野提供科目一覧授業紹介卒業論文リソース

 

社会人類学分野提供科目一覧

2021年度の社会人類学分野提供の授業科目は、次のとおりです。
必要度Aの科目は必修科目、必要度Bの科目は必修選択科目に相当します。
2021年度は「社会人類学A」「地域研究特殊講義」「社会人類学特殊講義」「文化人類学特殊講義」「社会人類学演習I」「民俗学特殊講義」「民俗学実習」は非常勤教員が担当します。
 
授業科目名
単位数
必要度
履修年次
担当者
授業内容
基礎ゼミナール
2
A
1
河合
 
文化人類学A
2
A
1, 2
深山
全学基盤科目(社会人類学分野推奨科目)
文化人類学B
2
A
1, 2
石田
全学基盤科目(社会人類学分野推奨科目)
フィールドワークからみる現代世界
2
B
1, 2
全教員
全学教養科目(社会人類学分野推奨科目)
(基)社会人類学基礎演習
4
A
2, 3
田沼
社会人類学基礎文献の講読
(基)社会人類学基礎演習
4
A
2, 3
河野
社会人類学基礎文献の講読
(基)社会人類学A
2
A
2
宮本*
異文化理解の理論・方法・学説史
(基)社会人類学B
2
A
2
河合
異文化理解の理論・方法・学説史
※民俗学特殊講義
2
B
2, 3, 4
俵木*
東アジアの民俗文化
※地域研究特殊講義
2
B
2, 3, 4
S.クリストファー*
地域研究の視点と方法
※民族誌特殊講義
2
B
2, 3, 4
河野
社会の記述と文化の解釈
※文化人類学特殊講義
2
B
2, 3, 4
R.トサクン*
文化研究の最前線とスキル
※社会人類学特殊講義
2
B
2, 3, 4
池田*
社会人類学の基礎理論・方法
※社会人類学特殊講義 2 B 2, 3, 4 吉村* 社会人類学の基礎理論・方法
※文化人類学演習I
4
B
3, 4
深山
社会研究の最前線とスキル(深山ゼミ)
※文化人類学演習II
4
B
3, 4
綾部
世界システムと文化の現在(綾部ゼミ)
※社会人類学演習I
4
B
3, 4
梅村*
社会組織・社会構造(池田ゼミ)
※社会人類学演習II
4
B
3, 4
田沼・深山
フィールドワーク論
※民俗学演習
4
B
3, 4
河合
東アジアの民俗誌(俵木ゼミ)
※地域研究演習
4
B
3, 4
田沼
地域研究の現代的課題(田沼ゼミ)
※民族誌研究演習
4
B
3, 4
河野
民族誌研究の現代的課題(河野ゼミ)
民俗学実習
2
B
3, 4
浅野*
民俗学の理論・方法・学説史
社会人類学特論演習
4
A
4
全教員
卒業論文作成の指導
卒業論文
10
A
4
全教員
卒業論文作成
 
(基):主に2年次対象の基礎的な専門教育科目。  
※ :内容の異なる場合には重ねて履修できる科目。
氏名* :非常勤講師。
 
 2021年度シラバス
  http://www.kyouikujouhou.eas.tmu.ac.jp/syllabus/flame.html
 

授業紹介(2021年度シラバスから)

綾部ゼミ(文化人類学演習II)
 米国において文化人類学の初学者のために編まれた英語のサブリーダーであるAnnual Editions: Anthropology(42nd edition, 2018.以前のヴァージョンからランダムにエッセイを選択)を用い、身近な話題(特殊)から人間の本質(普遍)に迫っていく。
 
梅村ゼミ(社会人類学演習I)
 本演習では、対話という営みを主題に、それがもたらす様々な効用や弊害について検討します。具体的には、対話によって構築される現実やその癒し・ケアの効果(ナラティヴセラピー)、異なる条件下における語り(認知症や幻覚症状など)、対話がもたらす共同性、「かけがえのなさ」を言語化するという矛盾、苦悩の経験を物語ることを強いる社会、物語ることの苦悩などについて議論していく予定です。
 
河合ゼミ(民俗学演習)
 人類学と対比しつつ、民俗学の視点や方法を学ぶことを目的とする。まず、前期は、社会(文化)人類学と民俗学それぞれの概要を同時に学び、両者を比較する。そのうえで、後期は、景観や文化遺産保護というトピックに絞り、理解を深める。
 
河野ゼミ(民族誌研究演習)
 社会人類学(以下、人類学)は、世界各地の多様な事例に目を向けながら、人間存在一般について考えることで、人が社会生活を送るうえで直面する様々な課題について、普遍と個別の両面から思考を積み重ねる学問である。本演習では、現代世界において人と人はなぜどのように関係を紡いでいくのかという問いを掲げ、この主題にかかわる人類学の論文を輪読する。
 
田沼ゼミ(地域研究演習)
 自分が生きる困難とそれを作り出し取り巻く社会を人類学がどう扱っているのかを知る。その知識と見方を通じて、これから「社会に出る」とはどういうことかを、日本という国だけでなくグローバルな視野から考える。
 
田沼・深山ゼミ(社会人類学演習II)
 フィールドワークをもとに得られた民族誌的データをいかに表現し伝えるかを、実践的に学ぶ。各自がその時点で最も関心を持ち調査可能な対象を選び、実際に聞き取りを行い作品化するプロセスを通じて、自ら考え行動し、人に伝えるという質的調査の核心を体得するのが目的である。
 
深山ゼミ(文化人類学演習I)
 オセアニアは、日本に住むわたしたちにはあまり馴染みがないが、人類史のダイナミズムや文化・社会の多様性という点はもとより、グローバル化や観光化、先住民運動や気候変動などといった今日的問題を考えるうえでも、重要な議論が展開されてきた地域である。本授業では、人類学の見地からオセアニアに注目した学術書を読解することを通じて、この地域に対する知見を深めると同時に、人類学に重要なテーマの具体的な現れ方について考える。社会・文化人類学の基本的な学習を終えた学生に向けた授業である。
 

卒業論文

卒業論文執筆要綱(2015年度版)
 
はじめに
本要綱は、卒業論文の執筆に際してのガイドラインとして作成されたものである。したがって、書式不備を理由に卒業論文を不可にするための絶対的なルールではない。細部については、随時指導教授と相談しながら進めていってほしい。卒業論文の成否は、在籍した4年間の最終的な充実度を左右する重要なものである。諸君がなんらかの達成感とともに執筆を終え、晴れ晴れとした気持ちで卒業していくことを願う。
 
A 基本的様式
 
1. 分量
20,000字以上(400字詰原稿用紙50枚相当以上)とする。手書きは不可。
*本文末尾に総文字数を明記する。
*英文での執筆を希望する場合のワード数等については指導教授に相談すること
 
2. 1ページあたりの字数・行数
40字×36行(1,440字相当、ワードの初期設定に同じ)とする。
*製本時の見やすさを考慮して、左側の余白を十分に設けること。
 
3. 用紙等
A4版の用紙を縦で使用。片面印刷。横書き、左綴じとする。
 
4. 使用ソフト
原則としてMS-WORD(Windows版、 Mac版)を用いる。
*それ以外のソフトを用いるときには指導教授と相談すること。
 
5. フォント
原則として日本語についてはMS明朝(10.5ポイント以上)、英数字についてはCentury(10.5ポイント以上)を用いることとするが、必要に応じてゴシック体や別のフォントを使うことを妨げない。
 
6. 書式
引用文献の提示の仕方、参考文献リストの作成といった書式については、日本文化人類学会が発行する学会誌『文化人類学』(旧民族学研究)の「執筆細則」に準ずること。
※ただし、要旨・二段組は不要
 
B 装丁等
 
人文・社会系教務係の規定(2015年11月頃に掲示予定)にしたがう。
例年の形式は以下のとおり。
(1)フラットファイルA4版(黄色)
(2)縦書き、横書きいずれも可。鉛筆書きは不可。
(3)表紙および扉には論文題目、総ページ数(本文のみ実枚数:参考資料等がある場合は各自判断すること)、指導教授名、コース、分野名、学修番号、氏名を、本文にはページを記入すること。
(4)論文題名が外国語の場合は、表紙および扉に日本語訳を併記すること。
 
C 構成
 
論文は、原則として以下の構成をとるものとする
(※印は必須要素。必須要素がひとつでも欠けている場合には書式不備とみなす)。
 
・表紙(※)      上記の書式に従うこと
・目次(※)      章、節、項などに分け、各々の開始ページを明記する
・図表一覧・略語集・用語集・凡例等
・本文(※)      最低2章以上で構成すること
・謝辞
・注(※)       事項注のみ、脚注として各頁下部に来る場合もあり
文献注の付け方については、「執筆細則」を参照
・参考文献(※)   詳細については「執筆細則」を参照
・参考資料一覧、Web Site一覧  新聞記事、一般誌の記事、Web Siteなどの情報を使用した場合。なお、Web Siteを参考資料として提示する際は、①サイト名、②管理者名(ない場合は省略可)、③URL、④サイトの最終更新日もしくは執筆者による最終閲覧日を正確に記入すること。
・附録(参考資料、図表など)
 

リソース

 

 

 

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